大手まんぢゅう

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大手まんぢゅうの由来

株式会社大手饅頭伊部屋は天保八年(1837年)弊店の初代伊部屋永吉が、いまの営業地京橋町で創業しましたが、当時の備前藩主池田侯から特に寵愛を受け御茶会の席には必ず伊部焼の茶器とともに愛用されてきました。大手まんぢゅうの名称は、当店が岡山城大手門の附近にあったため藩侯からいただいたと伝えられております。その親しみやすい名前と風味豊かな味わいは、当時の人たちに備前名物としてご好評をいただきました。以来百八十余年ご贈答におみやげに引き続きご愛顧をいただいておりますことは、有難いことでございます。当店はこの伝統の味を失わないよう努力していく所存にございますれば、何卒一層のお引き立てをお願い申し上げます。