路面電車30年ぶりにデザイン一新！

12月10日（火）より、これまで岡山市内で運行しておりましたラッピング路面電車（岡山電気軌道）のデザインを一新する運びとなりました。これは1989年1月の運行を開始して以来、初の試みとなります。

新たなデザインは、大手まんぢゅうの小箱に合わせ梅柄を車両外観にちりばめたもの。
この梅柄小箱は、昭和59（1984）年より使用していますが、梅柄は２代目店主の妻であった大岸梅に由来しています。
２代目店主大岸銀造は早世し、当時、大手饅頭は存続の危機に陥りました。そこで立ちあがったのが、店主の妻であった梅。彼女の強い思いを受けて、家族、従業員が一丸となり、無事に苦難を乗り切ることができました。梅の功績に敬意を表し、小箱に梅柄の意匠を用いることとなったのです。
愛らしい梅柄の路面電車が、大手まんぢゅうと同様に幅広い世代の方々に末永く親しんでいただけるよう願っております。

新車両の運行開始日には出発式を行うほか、ご乗車の方に先着で記念の新デザイン電車を模した小箱の大手まんぢゅうを配布させていただきます。

 
≪大手まんぢゅう新ラッピング路面電車 出発式≫
■日 時／2019年12月10日（火）10:30～
■会 場／岡山電気軌道 東山車庫（岡山市中区徳吉町2丁目8-22）

※現行の車両は１１月２４日までの運行となります。